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赤色エレジー

( 2009年 / 5分 )

周囲の人々を憎んでいる孤独な少女。

彼女は登下校の途中でのぞく雑貨屋の赤いハイヒールに憧れているが、それを買うことはできない。

ある日、少女は学校の屋上から演説をする。しかしその声は風にかき消され、誰の耳にも届かないのだった…。

怒りと苛立ち、潔癖な精神と肥大する自意識に苛まれる、思春期の少女の苦しみを描いた作品。

個人制作のアニメーションとしては処女作。

タイトルはあがた森魚の曲名からとりましたが、後から林静一氏の漫画版が映像界隈でめちゃくちゃ有名だと知り、モロパクリなのが恥ずかしくなりました。

また、作中に三島由紀夫が登場するため、一時期「三島由紀夫の人」と呼ばれることに。

赤色エレジー

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