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水の循環

( 2011年 / 5分46秒 )

デュシャンの遺作から落ちた水は、我々の体内を循環し、また排出される。

成長と共に隠されていく情念や衝動を、「覗き見る」という後ろめたい行為によって再発見しようという試み。

 

実はコンセプトは後付けで、「とにかく絵をたくさん描こう」というスポ根精神で制作した学生時代の作品。

ほとんどが下書きをせずにペンで一発描き。アニメ的な「中割り」などの技法もほとんど使わず。瞬発力で作っていました。絵を描く量がすっかり減った今ではかなり難しい荒業だと思います。

しかし、これを見た一般のアニメファンのような人に「作画崩壊している」と言われて落ち込みました。

「イメージフォーラムフェスティバル ヤング・パースペクティブ」などで上映していただきました。​

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