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へいたいがっこう

( 2012年 / 14分 )

貧しい子供たちが通う「国立平和共栄学校」。ある日、主人公の「僕」は、かつての生徒の日記を発見する。そこにはおそろしい学校の秘密が書かれていた。

社会の出来事を通して考えた色々なことと、自分自身の悩みや不満を、怒りの感情で乱暴に物語化した作品。大学の卒業制作。

在学中、物語性のあるものはダメなのかとか、アートじゃないとダメなのかとか、散々悩んで迷走しましたが、「作っている自分が面白くなければ意味がない。とにかく自分が面白いと思えるものを作ろう」という気持ちで作りました。

その結果、処女作「赤色エレジー」を想起させるようなナラティブな作品になりました。

この作品で目標にしていた寺山修司賞を受賞することができました。アジア、アメリカ、ヨーロッパなど国内外の映画祭で、色々な誤解を受けながらも多数上映。

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